高麗末 粉青沙器三島象嵌蜂文玉壺春
高麗末 粉青沙器三島象嵌蜂文玉壺春
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時代 : 高麗時代末〜李朝初期/14世紀
寸法: 高28.2cm 幅17.8cm
高麗時代末から李朝初期に焼かれた粉青沙器の瓶です。
胴が膨らみ首が細く、口が膨らむ玉壺春と呼ばれる形状です。
灰色の土に、印花(スタンプ)により模様を施し、白い土で埋めた象嵌技法を用います。
このようなものは日本では三島大社が発行していた「三島暦」にある仮名文字を装飾模様に見立て、「三島(みしま)」と呼ばれました。
胴を線文で6つに区切り、前面に菊花文で埋め尽くします。
中央付近には4つの蜂文が象嵌にて施します。
この蜂文は吉祥紋であり、中国語の発音が「封(官位を授かる)」と同じことから出世や繁栄などの意味を持ちます。
高台が分厚く作られ、高台ないは粗く削られていますが、これは焼成時に破裂しないようにしたものと考えられます。
外面全体には青磁釉に近い灰青色釉が掛り、高麗末から李朝にかけて青磁から象嵌に移り変わる様子がを感じられる品です。
当品は発掘品と考えらます。しかし、目立つ瑕疵(キズ)はございません。
全体的に古傷やカセが見られますが、しっとりとした光沢が残っています。
高台脇に着色が見られますが、大形の瓶の中では状態の良い逸品です。
※状態、部位などの専門用語はこちらのページをご参考ください。
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