李朝 総鉄砂海駝形水滴
李朝 総鉄砂海駝形水滴
時代 : 朝鮮・李氏朝鮮時代(1392年 - 1897年) / 18-19世紀
Size : H8.2cm W4.6〜7cm
李氏朝鮮時代後期に焼かれた水滴。
朝鮮の特有の海駝(ヘテ)とよばれる形で、伝説上の獣であり、正義を守り、火災や災難を避ける神として信仰されました。
守り神として宮殿の建築物や水と関連する水滴に用いられてきました。
海駝が4本足で座った姿で、大胆な造形ですが、足や顔の様子を捉えています。
海駝の特徴である平らな鼻があり、その下の口からから水が出る穴がつけられます。
鉄顔料を全体に塗り、上から透明釉をかける総鉄砂(そうてっしゃ)という技法を用います。
底まで鉄顔料は塗られれますが、透明釉は掛けられておりません。
目の周りにはと背中の注入口、尾には白釉で色付けがされます。
釉薬とは違った総鉄砂の濃淡斑がゴツゴツとした質感を強調し、まるで日本映画の怪獣のようです。
手のひらに収まる小ささですが意外と重みがあり、ずっしりとした手取りです。
右足部周辺と釉ハゲがございます。また、ところどころに小さな釉ハゲがございます。それ以外に目立つ傷はございません。全体に光沢があり綺麗な状態です。
※状態、部位などの専門用語はこちらのページをご参考ください。
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