高麗 青磁象嵌梵字文有蓋壺
高麗 青磁象嵌梵字文有蓋壺
時代 : 朝鮮・高麗時代(918年 - 1392年)
Size : 高10.1cm 幅9.4cm
高麗時代に焼かれた青磁の有蓋壺。
胴は筒状に上に真っ直ぐのび、口にすっぽり収まるような平らな蓋を有します。
筒型の碗にも見えるが、やや大ぶりであり、また4つの足があることから壺であると考えられます。
全体に白黒象嵌が施され、特に注目するべきは胴と蓋の中央にある2種類の梵字です。
梵字はインドで使用されていたサンスクリットを表記する文字で、朝鮮にも伝わっております。
高麗時代には瓦や青銅器に使用されている遺例がございますが、青磁象嵌に使用されるのは大変珍しいです。
梵字は母音と記号と子音を組み合わせるため複雑で、本品の文字も意味などの詳細は不明です。
胴には梵字の間に菊花文で埋め、上部に連珠文、下部には蓮弁文が施されます。
蓋は梵字の周りを菊花文が4つ施されます。
足には石高台の跡が残し、全体にやや灰色がかった緑青色の釉薬がかけられ、一部に貫入が入ります。
インドはイスラーム政権の出現により、朝鮮や中国の陶磁器を輸入するようになり、その流れでインドに向けて作られたもの、もしくは朝鮮の仏教徒に向けて作られたものと考えられます。
表面に多少の土の付着がございます。(可能な限り清掃で取り除いております。)蓋の裏の露胎部分に小さなホツが数カ所ございます。表面は多少カセていますが、良好な光沢がございます。
※状態、部位などの専門用語はこちらのページをご参考ください。
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