龍泉窯 青磁鼓釘文三足鉢
龍泉窯 青磁鼓釘文三足鉢
時代 : 中国・不明(元から明)
Size : 高8.1cm 幅16.5cm
龍泉窯で焼かれた青磁の鉢。
底からやや外側に反るように上方向に伸び、口縁は盤状で内側に返す形で備わります。
三足がついていますがこれは装飾で、実際には高台で接地しています。
このように高台と足が両方備わっているものは龍泉窯では鉢や炉などで度々見られる形です。
上下に帯状に縁取りがされ、それに沿うように鼓釘と呼ばれる鋲のような装飾が施されます。
この鼓釘はシンプルな半球型が多い中、ねじられた花形の形状でありとても細かい。
また、このような装飾は対象に作りやすい偶数であることが多い中、この品は9つの奇数であり珍しく、これは3足のバランスに合わせたものと考えれます。
中国の特に宋代は偶数の文化であることから、これは元以降に作られたものと考えられます。
元代以降の龍泉窯と考えられるが、色味は青色が強く南宋頃の砧青磁に近い青磁釉です。
龍泉窯の特徴として、窯内温度が不均一であったことにより、釉面には白い筋が数か所現れております。
これは現代の電気釜ではほぼ見れない現象です。
乾いた白い土に粉青色の釉薬がしっかりとかけられ、貫入はなく細かい粒状が集まった澄んだ器面に、濃淡により器の縁や装飾の縁が白く透ける美しい青磁です。
目立つ瑕疵はございません。全体に光沢があり綺麗な状態です。
※状態、部位などの専門用語はこちらのページをご参考ください。
商品についてのお問い合わせ
商品について気になる点はお気軽にお問い合わせください。メールまたはLINEにてお受けしております。
ご購入に関して
・ご購入の際には「ご利用ガイド」と「特定商取引法に関する表記」を必ずご一読ください。
・商品の説明はあくまで個人的な見解になります。
・画像は画面の色などにより実際の商品と色味が異なることがございます。
LINE友だち登録で5%OFFクーポン進呈
お得なクーポンをもらえるだけじゃなく、LINEのメッセージ機能を使って、気軽に商品のお問い合わせもできます。また、新着商品の情報の配信をしておりますので、ぜひご登録ください。